二重まぶた整形手術法の種類と特徴
目(まぶた)
共立美容外科 札幌院の院長穴口享です。
老若男女問わず、目の悩みを解決させたいと考えておられる方は多くいらっしゃいます。
・一重まぶたを二重にしたい
・奥二重を幅広二重にしたい
・末広型二重を並行型二重にしたい
・20歳代はくっきり二重だったのに、最近二重の幅が狭くなってきた。以前のようにくっきり二重にしたい
など、人により色々な希望や理由をお持ちでしょう。
今回は二重まぶた整形の施術法の種類と効果についてご説明いたします。
二重まぶたの整形は大きく分けると埋没法と切開法の2種類
埋没法は、細い糸をまぶたに通して二重を作る施術法です。
埋没法には何十種類もの方法があり、ほとんどの施術法では皮膚をメスで切開しないので、傷跡が目立たないことが埋没法のメリットのひとつです。
一方切開法は、メスでまぶたの皮膚を切開し、まぶたの中の組織も切除、処理など行ない、最後にまぶたの皮膚を縫い合わせます。
埋没法のメリットとデメリット
(全国のクリニックで行なわれている一般的な方法について)
埋没法のメリット
・傷跡が目立たない
・ほとんどの場合、元に戻すことができ、二重ラインの変更も可能な場合がほとんど
・ほとんどの場合、切開法より手術後の腫れが少ない
・ほとんどの場合、メスを使わないので安心感がある
・手術後早い日にちからメイクができる
埋没法のデメリット
・ほとんどの方法では、いつの日か元に戻ってしまう
・幅広二重など、希望の二重の形にできないことがある
・ほとんどの方法では、まぶたの中の糸が透き通って見えることがある
・糸が眼球に当たって、眼球を傷つけることがある
・一部の施術法では眼瞼下垂を起こすことがある
・ドライアイの人は、痛みが続くことがある
・糸がまぶたの中に残るので、不安を感じるひとがいる
切開法のメリットとデメリット
(全国のクリニックで行なわれている一般的な方法について)
切開法のメリット
・上手な医者が施術すれば、元に戻ることがほとんどない
・幅広二重など埋没法では作りにくい形も、切開法なら作りやすい
切開法のデメリット
・上手な医者が施術しても、目立つ傷跡が一生残ることがある
・約5日間は、まぶたに糸が付いているのが見える
・ほとんどの場合、手術後の腫れ、内出血がかなり強い
・ほとんどの場合、手術後の目立つ腫れが数週間あり、完全に腫れが引くまで約3か月から6か月以上かかる
・ほとんどの場合、手術後数ヶ月間は二重ラインの食い込みが強く、自然な感じになるまで1年以上かかる
・手術前の状態に戻すことは不可能で、二重ラインの修正もかなり困難
まとめ
二重まぶたの手術だけでなく、どんな施術や手術でもリスクは伴うものです。
それだけに信頼できる医師、クリニックを選びましょう。
メリットだけを説明して、デメリットをあまり説明しない医師、クリニックは要注意です。
デメリットもしっかり説明してくれる医師、クリニックを選ぶことが大切です。
- 穴口 享
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1986年に川崎市立川崎病院皮膚科入局、1990年~2006年で大手美容外科クリニックで横浜院・福岡院・名古屋院・札幌院院長歴任。2007年に共立美容外科・札幌院を開設。
【所属学会】
日本美容外科学会会員/日本美容皮膚科学会会員/日本美容外科医師会会員
私が考える美容医療とは「結果として喜んでいただけること」
一人ひとりに合った医療を提供すること、すなわちお客様の個性を引き出し、さらに魅力的にすることだと考えています。
経歴詳細などは院長紹介をご覧ください。